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【施設紹介】Otsuka BLUEの大塚講堂

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蔵本キャンパスに位置する大塚講堂について学生広報スタッフが紹介します。

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大塚講堂の基本情報と環境への配慮

大塚講堂には、2点配慮されていることがあります。

1点目は、バリアフリーについてです。エレベータ、多目的トイレだけではなく、車椅子で来場された方のための駐車場や屋外スロープも設置されています。

2点目は、インターネット環境についてです。事前に申し込みをすれば、ゲスト用の有線LANや無線LANが使用可能となっています。

大塚講堂は大塚グループ創業者の大塚武三郎(ぶさぶろう)氏のご篤志により1965年(昭和40年)9月に竣工しました。
大塚ホールディングス株式会社様のご寄附により、2013年(平成25年)の3月に改修工事を行った後、学内外のシンポジウムや講演会、医学部をはじめとした講義や実習、蔵本キャンパスで実施される大学祭の「蔵本祭」などにも利用されています。

フラッグに込められた想いとデザイン

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まず、大塚講堂の東外側にある徳島大学の学章と大塚講堂をイメージしたフラッグについて紹介します。多くの「人」が集まり、知識を重ねる場所である大塚講堂のテーマは「人」です。
文字を知識やコミュニケーションの象徴としてOtsuka Memorial University Auditoriumの頭文字であるOMUAを組み合わせて、積み重ねることによって「人」ができるということをイメージし、フラッグのコンセプトになっています。
また、大塚グループのシンボルカラーであるOtsuka BLUEを基調としています。

玄関ホールと歴史的展示

正面玄関から入ってすぐに玄関ホールがあります。

正面玄関には風除室があり、空調設備にも配慮しています。正面玄関エントランスは、車寄せで降車しても雨に濡れにくい構造になっています。

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玄関ホールには、旧大塚講堂の寄附者である大塚武三郎氏のレリーフと、大塚グループの理念にもなっている「流汗悟道(りゅうかんごどう)」という直筆の書が展示されています。
単なる知識だけではなく、自らが汗を流して実践して感じることの中に本質があるという意味です。
大塚武三郎氏は大塚製薬工場株式会社の創業者でもあります。

玄関ホールを入ってすぐの場所に展示されているため、大塚講堂の歴史を一目見て知ることができると思います。

ゲストルームと控室の設備

玄関ホールを入って右を向くと、ゲストルームがあります。

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広さは29㎡あり、ミニキッチンやホワイトボードがあることが特徴です。
42インチのモニターテレビも設置されており、大ホールでの催しを観ることができます。
広い空間を利用して、打ち合わせなどにも使用することができます。
ゲストルームに設置されている椅子に座ると居心地がいいです。

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1階の控室は73㎡の広さがあり、可動壁で仕切って、2部屋として利用できます。
大ホールの登壇者もここでゆったり過ごすことができそうです。各室とも42インチのモニターテレビがあるため、大ホールの講演の様子を確認することができます。

また、ゲストルームと同様に、ミニキッチンが設置されています。

大ホールの座席?設備?機能性

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1階の大ホールの座席は幅や奥行き、前後の間隔を広げ、ゆったり座ることができるような環境になっています。座席数は655席です。
多くは青の座席になっていますが、中央部に赤の座席が設けられているところも特徴だと思います。

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写真にもあるように収納式の机があり、メモをとったり、筆記用具を置いたりできます。
大ホールの最前列は、ホワイエから出入りできる18台分の車椅子用のスペースが設けられています。

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また、空調設備は前部?後部とも、全体的に同じ環境にできるよう配慮し、快適な空間になっています。

音響?映像設備も充実しています。後部上面の固定プロジェクターでステージ背面の壁をスクリーンとして投影します。ステージ両サイドの背面には50インチのモニターテレビやスピーカーを設置し、サブスクリーンとして利用できます。

また、控室から大ホールに入ることができる通用口もあります。

2階小ホールとホワイエの工夫

2階には216名収容の小ホールがあり、1階の控室と同様に可動壁で仕切って、108名収容のホールとしても利用することができます。
撮影時に設置されていた机や椅子を小ホール1と2の横にある収納室に収納することによって、実習などの使用用途に応じた様々な用途に利用することができます。

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そして、プロジェクターは天井から吊られており、120インチの電動スクリーンに映像を映すことができるようになっています。必要があれば、大ホールの様子を観ることもできます。

また、この小ホールにもLEDが使用されているため、集中しやすい雰囲気になっています。この小ホールの窓の大きさや配置は南にある医学基礎A棟への視線に配慮されています。

2階のホワイエも1階にあるホワイエと同様にOtsuka BLUEを基調としており、温かみのある空間になっています。
1階?2階とも附属図書館蔵本分館との間の屋外交流スペースが一体空間と感じられるようにガラス張りにしています。
学生や職員だけではなく、来場者が休憩したり、談話したりできる快適で開放性のある空間になっています。

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最後に

学外の方も利用条件を満たせば大ホールを利用することができるので、ご興味のある方は是非お問い合わせください。

 

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